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卒業制作(平成27年度)

木材工芸コース 金属工芸コース インテリアデザイン
コース
ビジュアルデザイン
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木材工芸コース
1Kキット
 この作品の一番の特徴は用途に合わせて形が変わることです。狭い1Kの部屋でも、スペースを有効に使用できるように、テーブルやイスを棚の中に収納できます。必要な時に展開することで部屋を広々と使える作りとなっています。
 
双生木
 この作品のテーマは、木の本来の色を出すということです。色の違う木材が美しくつながっている様子をストライプで表しました。また、2つの作品のストライプ模様を対称にして並べることで双子に見立て、双生木という名前を付けました。
 
白(ハク)
 テーマは「現代風で洋室に置ける格子のある家具」です。格子の一種である縦格子を利用し、ストライプを扉や引き出しに付けました。二色で表現されることが多いストライプを白一色にし、陰影の美しさや和モダンを感じられるようにしました。
 
フェいす
 この作品のテーマは「奇妙さを感じる家具」です。今までにないような家具を作りたいと思い、目と唇をモチーフにして立体的に彫刻し,スツールの座にしました。座った時の不思議なフィット感と見た目の気持ち悪さが魅力の作品です。
 
キノハコ
 空間を作る家具をテーマとし、広い空間の中で立体的かつ、多方面的に存在感のある作品を制作しました。27個の木の箱を積み、棚にしています。また、形を半円状にし、包み込むような空間を表現しているので、それを感じてもらえると幸いです。
 
天体観測
 私のテーマは「夜空を感じることができる家具」です。側面の板を夜空の象徴である三日月型にし、寝ながら天体観測ができるようにしました。揺れることで浮遊感が得られ、リラックスして観測できます。夜空の壮大さや徐々に現れる星々の美しさを表現しました。 
 
discomfort
 テーマは見掛けの印象を裏切る家具です。その為に本来スポンジで作られているクッションを堅い木にすることで、触れた時に違和感を感じられる作品にしました。柔らかさ、本物らしさを出す為にシワやボタン、パイピング部分の表現を施しました。
 
和(なごみ)
 「格子を取り入れたモダンな和家具」というテーマで、日本の趣を感じる収納棚を制作しました。和室以外にも馴染むようシンプルな縦格子にし、センの木の白さを生かして軽い印象に仕上げています。取手には蕨手を使い和の印象を深めています。
 
TETORIS
 前面にテトリスをデザインしたテレビ台です。ブロック一つ一つは塗料で塗り分けました。真ん中のスペースにはDVDプレーヤが入ります。キャスターを付け移動をしやすくしました。
金属工芸コース
Flow 〜時を越えて〜
 海中で泳ぐオウムガイの姿を表現しました。貝殻やずきんの模様をより美しく見せるために金属の色合いを生かして制作しました。また、触手だけで自立させることで、浮遊感を出しています。360°から見ることができるのでぜひご覧ください。
 
猪鹿蝶のブローチ
 花札の「猪鹿蝶」をモチーフに、銀・銅・黄銅を用いて制作しました。「カードゲームとしての花札」という枠を飛び出すことをイメージしたデザインになっています。様々な着色方法による金属の色鮮やかさをぜひ楽しんでください。
 
Spring
 銀線細工の繊細さで、花の美しさや、はかなさを表現しました。モチーフにした花のスノードロップは春の花でリボンのモチーフと共に、可愛らしさや、春の陽気をイメージしています。これを見て明るい気持ちになってもらえたら嬉しいです。
 
きおく
 「雨の日に、黄色いテントウムシに乗って母の元へやって来た」という弟の胎内記憶を金属で具現化しました。人間が生まれる前に記憶した物語の、不思議で幻想的な雰囲気を感じていただけたら嬉しいです。
 
緑銅の鎧
 亀と麒麟をモチーフにしたオブジェです。生き物の鱗や甲羅の質感を金属特有の表情や重量感で表しています。鍛金でパーツの形を作り、溶接などで組み立て、仕上げは亀らしさを出すため銅を錆びさせ真鍮は鈍く光らせ気品を出しました。
 
四季折々
 「日本の四季」をテーマに照明器具を制作しました。四季の植物と移ろいをわかりやすいように感じ取ってもらう為に、一枚ごとに季節を象徴する花を配置して、格子とやわらかな光とで日本らしさを表現しました。
 
そうぞう船の冒険
 鍛金技法を用いて生き物のような飛行船のオブジェを制作しました。銅と真鍮の独特の色合いを生かし、不思議な世界観を表現しています。作品が醸し出すノスタルジックな雰囲気を感じ、子供の頃の冒険心を思い出してください。
 
腐敗は再生へ
 ベルゼブブという巨大な蠅の姿をした悪魔をモチーフにし、気持ち悪さと神聖な美しさを兼ね備えている姿を制作しました。緑青の青緑と緋銅の赤という補色関係にある色を使うことで、この悪魔の魅力を最大限に引き出そうと考えました。
インテリアデザインコース
糖花
 金平糖を手作りで作る職人のための町家を制作しました。金平糖の作り方や歴史などについても調べ、魅力あるあの独特の形ができあがる制作過程をお客様にも見てもらえるようなレイアウトにしました。
 
職住一体へ現代的に回帰した町家
 生業として陶芸を行う職人夫婦のための町家を制作しました。生活や仕事などの場面でどのような問題が起こるか、どうインテリアで解決して行くかを考え、各部屋の配置や階段の数、位置を工夫しました。
 
和ろうそく職人の丸屋
 自然を感じられる現代風町屋を目指しました。町屋は自然と深く関わりがあると考え、床には古材を使用し、屋根は草屋根にしました。また、リビング二はほぼ原木の状態を生かした柱を配置し、どこにいても自然が感じられるようにしました。
 
曲げわっぱ職人のための町家
 秋田の伝統工芸である曲げわっぱの良さを多くの人に知ってもらいたいと思い、この町家をデザインしました。朱色の塗り壁や曲線を用いることで、曲げわっぱの丸みや暖かさが伝わるような空間にしました。
 
華やぐ「和」の町家
 私は秋田の本荘御殿まりに魅力を感じ、「御殿まり職人の町家」をテーマに和モダンテイストの住まい兼店舗を考えました。御殿まり独特の和の模様をどう建物におとしこむのかが悩んだポイントなのでそこに注目して雰囲気を体感してみてください。
 
繋がりを生む町家
 江戸扇子の制作を職とする住人のための町家です。扇子を通じて人との交流ができるよう体験教室を催したり、客人との憩いの場となる中の間を設けたりしました。実際に店舗を訪れ、中の間で談笑する姿を想像してみてください。
 
光を多く取り入れた漆職人の住む町家
 漆職人の夫婦が住む町家をデザインしました。作業を近くで見ることができるように半円形の作業スペースを設置しています。住居スペースは広い印象を持たせるためにロフトを設け、窓を多くしています。
ビジュアルデザインコース
あがれ尺玉 ひびけ言霊
 使い方次第では人を傷つけたり喜ばせることのできる「言葉」をキーワードに制作しました。火花の1つ1つに平和から連想される言葉を使用し、花火が打ち上げられた瞬間に平和の言霊が人々の心に響いてほしいという想いでデザインしました。
「遊山 ー子どもなかまづくりプロジェクトー」VI計画
 新屋地域で古くから行われている「遊山」を現代に合う新しい「遊山」で提案しました。子どもたちの活動で地域活性化と遊山を知るきっかけづくりができる提案です。ぜひ、作品を見て、「遊山」について知っていただけると嬉しいです。
 
平和の公式
 「PEACE」という言葉から、平和、戦争などという言葉が思い浮かびました。そこで、世界中の人々がどうすれば平和な世界になるのかを考えてほしいと思い、「平和の公式」をこのようなイラストで作りました。ぜひ「?」マークの答えを考えてください。
ぼうけんのまち、あらや。
 新屋の町を散策して、道が複雑で標識があっても見えにくいという問題から、子どものためのぼうけんマップをデザインしました。子どもにわかりづらい標識などを、子どもにとって楽しくなるようにマップとともに制作しました。
 
LIVE&MEAL
 私たちは毎日ご飯を食べることができます。けれども、世界にはそれが「あたりまえの日常」ではない人々もいるのです。ピースマークの形に仕切られたお弁当を用いて、私たちの「あたりまえの日常」こそが平和であるということを表現しました。
新屋昭和横丁のVI計画
 新屋駅前に、昭和30年代を彷彿とさせる新しい商店街を提案しました。コンセプトは「懐かしさ」と「人付き合いのあたたかさ」です。この商店街を通して、昭和という時代に思いを 馳せてみませんか。パンフレットもじっくり見てみてください。
 
平和こそが勝利だ
 「もし日本が銃社会だったら」ということを想定し、日本の象徴である日の丸が打たれている情景を描きました。なぜ日本は平和な国だと言われているのか、平和とは何かについて考えてみてください。
湧き水の町「あらや清水」
 今や衰退してしまった新屋の湧き水を再認識してもらうため新しく新屋駅前に湧き水が出たという設定をしました。「あらや清水」という名前のもと、4つの拠点を設定して気軽に湧き水を知られるよう飲料水やスタンプラリーをデザインしました。
 
和っ背負い!
 私は、平和と身近にある祭りを関連づけて、平和とは何かを考えました。祭りができるということは、その地域が平和であるのではと考え、平和の象徴である鳩が綱を引き合い、互いに平和を引き寄せあっているイラストをポスターにしました。
新屋まちのえき
 私は、新屋駅を「新屋まちのえき」にすることで、新屋駅を中心に賑わえるようなデザインにしました。物産館や屋外イベントを設け、人の流動を促すようなデザインを考えました。
 
支えることで平和になる可能性は…
 PEACEというテーマから、私は誰かが困っているときお互いに支え合うことができる、平和な社会になればと思い、発想を展開させていきました。人間を単純なピクトグラムに置き換え、「無限大」という答えを導き出すために、「∞」のマークを用いました。
本の森
 新屋駅前は「利用する人が少ない」、「休憩場所が少ない」というデメリットがあり、また教育施設がそろっている学生の街で、そこを新屋のメリットと捉えました。本を通した施設を提案し、学生で新屋がにぎわうデザインにしました。
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